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2015/01/29

○ これからのこと、そして研修性制度

新しいスタッフ(研修生)の歓迎会を南草津のいおりさんで行いました。お料理もおいしかったしお店の方のもてなしたいという気持ちも伝わってきて居心地がよかったです。
これまでは送別会は必ず行うようにしてきたけれど、歓迎会は特にやっていなかったのですが、これからも新しいスタッフを迎えたときは歓迎会を行っていくつもりです。縁あって一緒に働く事になったわけですし、縁に感謝ということで。

ODEONは営業を開始してから今年でちょうど10年になります。
この10年はよりよい鍼を提供するために試行錯誤してきた10年だと言えます。
当初から治療方法もずいぶん変わってきました。
もともと僕の鍼は、北京の当直門医院で指導してくださっていた張老師のスタイルがベースになっています。そしてこの10年で刺絡治療を取り入れたり吸い玉のスタイルを変えたり自律神経の事を基礎から学んだことを鍼に取り入れたりして、確実に10年前よりも結果を出せるようになってきました。

もちろん治療技術の向上はライフワークとしてこれからも続けていくつもりですが、それと同時にこれからの10年は人を育てる事に力を注いでいくつもりです。
これまでも鍼灸師さんを採用した事があったけどうまくいったとは言えませんでした。
なぜなら一人もちゃんとした鍼が出来るようになるまで育てる事が出来なかったから。

そしてその原因は僕にあります。
なんとしてでも一人前の鍼灸師に育てるという思いが全然足りてなかったんですね。
鍼の出来る環境を提供して、成長の後押しはするけど、基本は自分で頑張ってうまくなってね、
というスタンスでした。今だからわかるのだけれど、それではうまくいくはずがありません。
鍼が上手になるということは本当に大変な事です。。
そして自信がないまま、お客様に鍼をしてもらうことになっていました。
ストレスだっただろうなぁと思います。

鍼灸って国家資格なんだけれど、鍼灸師の免許を取得しただけではちゃんとした鍼は全然出来ません。
今は国家試験に実技がなくなっちゃったのもあってあんまり学校で実技を教えてもらってないんですね。
おまけみたいな、ちょいちょいっとした鍼なら出来るかもしれないけれど、ちゃんとした鍼は相当トレーニングを積まなければ出来るようになりません。

そこでODEONでは研修性制度を始めました。
基礎の基礎から徹底的にトレーニングを積んでもらいます。
その間は施術の補助だけで鍼は出来ません。給料も少ししか出ません。
地味な練習を延々と続けていく事になるので相当根気が必要になります。


今、ODEONに来てくださっている方が納得してくれる鍼が出来るようになれば、世界中どこへ行っても鍼灸師として誇りをもってやっていく事が出来ます。これは間違いありません。

僕は今のお店を始める前に、縁あって3年ほどフランスで鍼をしていた事があるのですが、集客に苦労したのは最初だけで、すぐにあちこちからお客さんが回ってくるようになりました。
そのうちお医者さんとのつながりも出来て、うちでは手に負えなくて鍼でなんとかなりませんか?という感じで医師からも患者さんを紹介してもらっていました。多分、鍼師は日本よりもフランスの方がリスペクトされてる感じ(笑)
それはおいといて、本当にきちんとした治療が出来れば広告なんて必要なくって、たとえどこで鍼をやっていたとしてもお客様の方から探してやってきてくれるんですね。

今後10年は、ちゃんとした鍼が出来る人を育てるシステムを作っていきます。
研修生がトレーニングを積んで、ちゃんとした鍼が出来るようになったら、今度は指導に回ってもらいます。
教えることが更なる上達につながるから。
きっと人を育てるシステムを作るのに試行錯誤が必要で苦労する事になると思うのだけれど、そして初期の研修生にも苦労をかける事になると思うのだけれど、今後10年できちんと機能するようにしたい。

一人は決まったけど、今年はあと何人かだけ研修生は採用していきます。
場合によっては何度も面接に来てもらう事になりますし、誠実で根気のありそうな人しか採用しません。
これも縁なので、またうちにぴったりの人が来てくれるはずです。

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プロフィール

ODEON

Author:ODEON
滋賀県の南草津で
はり・リラクセーション ODEON
というお店をやっています。

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