気合いで治す
最近、栗東のトレーニングセンターの方が続けてきてくださっています。
トレーニングセンターというと、競走馬を調教されている方たちですね。
馬に乗るという動作は体に負担をかけるのか、皆さん腰を痛められて
います。そして何人か続けて見させてもらって気付いたのですが、
皆さん大腰筋という太ももを上に引き上げる筋肉がとても硬いんですね。
おそらく、競走馬をものすごいスピードで走らせるときに、股関節を
曲げ太ももを上に引き上げる動作が腰にかなりの負担をかけている
ようなのです。
そこで、大腰筋に焦点を当て、鍼でゆるめてみたところ、
調教師のDさんの腰の痛みを割と早くにとることが出来ました。
僕たち鍼師は鍼をうつときに、これは割と簡単に治せそうだなぁ
とか、手こずりそう、時間がかかるかな?などある程度予測を
立てます。調教師のDさんの場合は、毎日、競走馬に乗って腰に負担
をかけるため少し時間がかかるかなぁと考えていたのですが、予想より
もずっとはやく痛みは取れました。
なんでだろう?と考えたときに、多分、ですが、Dさんは生活がかかってるんですよね。
馬に乗ることが出来ない=廃業になるわけです。(厳密には違うかもしれませんが)
なので、なんとしてでも治さねばという気合いが違うんですよね。
最近の方でもう一人同じような例があります。
定期的に鍼に来てくださってるFちゃん。
ひどい寝違えになられてODEONにこられました。
自分ではとても運転できないのでお母さんに付き添ってもらっての来店です。
Fちゃんはエステティシャンさんなのですが、聞くと大事な仕事が入っている
のでそれまでになんとかしてほしい、とのことです。
診てみると完全にこじらせていて、とても仕事に間に合う状態ではありません。
しかしそんなことを言ってもしょうがないので細心の注意をはらい、寝違えの
鍼をしていきます。寝違えの鍼といっても、首だけに鍼をするわけではなくて
実は腰や脇腹や足への鍼が非常に重要なんですね。
そして鍼を終えその日は帰ってもらいました。
後日、寝違え楽になって、仕事なんとかなりました!というメールが届きました。
彼女の場合も、かなりひどい状態だったので最善の鍼をしても仕事に間に合う
かどうかは微妙だったのですが、エステティシャンとして、きちんとした
仕事をせねば!という気合いが、治癒を早めたのだと思います。
プロですなー。
気合いが治癒力に作用する、、なんとも胡散臭い話ですが、鍼をやっていると
そういう場面のちょくちょく出くわします。
人間の精神力ってすごいですね。
2009/07/01 00:17 | 未分類 | COMMENT(2) | TRACKBACK(0) TOP











